DxO PureRawが素晴らしい。
冒頭の写真は手前側と奥側の輝度差が激しく、手前がは黒くつぶれてしまった失敗写真でした。ノイズ除去力がすごく、ディティールを残したまま強烈にノイズを除去してくれます。
しかもノイズ除去後もRAWファイルなので色見などの再調整が可能です
ただ、ちょっと操作の流れが自分に合わない。
撮影した画像全てをPureRaw処理するときはSDカードからPureRawに取り込み、
処理後にLR取り込みという方法がとれるのですが、(たぶん想定されてる使い方はこれ)
特定のファイルだけPureRaw処理したい場合は
LR上でファイル選択→エクスプローラで開く→PureRawにD&D
という操作を経る必要があります。微妙に手間。
そこでLightroom Classic用のプラグインを作成しました。
■ダウンロード
※New! 複数ファイル選択に対応しました
このプラグインを使用すると、LR上でファイルを選択した状態で
プラグインエクストラメニューからPureRawRannerを選択するだけで直接
PureRawにファイルを送ることができます。
お試しください。
]]>久々の出勤日。
モノクロ&現像前提なら悪くない。ちゃんと写る。いいんじゃないだろうか、これ。
ただ、LM-EA7との組み合わせはやはり相性がわるい。
LM-EA7は基本的に絞り解放でAF→絞ってシャッターを切る。でもこのレンズ、絞ろうとするとピントが狂いがち。
また、暗くなるとLM-EA7でピントが合わせにくくなるのだが、だからと言って手動でピントが合わせられるかというとLM-EA7とピントリングの干渉問題で合わせられない。
普通のM→Eアダプタを使ってまったり手動ピントで使うべきだ、このレンズ。
外出自粛で撮影にも出れない中、なんだか物欲が湧いてきて手を出してしまいました。
ロシア・KMZ製レンズ Industar-22 50mm/f3.5。
ライカエルマーっぽい外観でレンズ構成はテッサー。マウントはLマウント。
ヤフオクなどで低価格で簡単に入手ができる。
コイツをa7Riiで使おうと思うと意外と一筋縄ではいきません。
問題点1) L->M変換リングに干渉する
このレンズはLマウントのため、Mマウントにいったん変換してからマウントアダプタに噛ませる必要があります。
この際にL->M変換リングを使用しますが、このリングへの取り付けの際にピントリングに付いている無限遠ロック用のねじが干渉し取り付けができません。
取り付けができたとしても、無限遠位置にピントリングを持ってくることができません。
問題点2) LM-EA7に干渉する
これまたピントリングですが、LM-EA7への取り付けの際に下側の出っ張りに干渉してしまいそのままでは取り付けができません。運用上の注意点として、レンズを沈胴しないこと。せっかくの沈胴レンズですが沈胴させてしまった場合カメラ本体内の機構と干渉してカメラ側を壊す可能性があります。
伸ばしたままで運用しましょう。
実写は外出自粛期間がおわってから、また。
]]>a7シリーズに丸型目あてNikon DK-3を取り付けるためのアイピースを自作しました。
DMM Creatersにて出力品を発注できるようになっています。(利益はとっていません)
また、3Dデータを公開しているので3Dプリンタをお持ちの方は自分で出力することができます。
■a7シリーズ用 Nikon DK-3アイピースアダプタ
MマウントレンズをAF化する力業のアダプタ、LM-EA7を先日購入しました。
これはとても便利な反面、モーターを内蔵するためカメラ本体よりアダプタが大きくはみ出るという欠点があります。
このはみ出た部分により「カメラを置いたときに安定しない」「三脚に乗せられない」という問題が発生します。
この問題を発生するためのアルカスイス互換プレートを自作しました。
DMM Creatersにて出力品を発注できるようになっています。(利益はとっていません)
また、3Dデータを公開しているので3Dプリンタをお持ちの方は自分で出力することができます。
■a7用 LM-EA7適合アルカスイス互換プレート
2005年ごろまで生産されていたレンズです。
焦点距離75mm、開放f値2.5。重量は230gと軽め。
マウントはL39スクリューマウント。変換リングを用意すればMマウントへの変換が可能です。
中古価格は1万5000円~3万円程度が相場のようですが、
そもそも球数が少なく、また曇りが出やすいようで健全な個体があまりないようです。
今回オークションで購入した個体はL→M変換リングが装着済、落札価格は送料込みで2万円ちょっと。
曇りもなくよい状態のものが入手できました。
a7Rii
鏡胴は金属製。
コシナらしいしっかりとした質感で安物感はありません。
同じく金属製のフードが付属し、レンズキャップはフードの上からかぶせるかぶせ式キャップ。
この方式のキャップはなくすと代替品が手に入らないのが欠点ですが付けはずしがしやすくて好みです。
フォーカスリングはMFレンズ用らしいぬるっとしたいい感触ですがもう少し重い方が好みかな...?
ここは個体差がありそうです。
絞りはクリック感がありf2.5~16まで。
思っていたより現代的な写りで解放からそれなりに解像し、色乗りもよい。
Nokton Classic 40mmのような、解放と絞った場合で特別描写が変わるという特性はなくごく一般的な、ある程度までは絞るほどカリッとする描画。
ボケもきれいでうるさくない。
周辺光量落ちも目立つほど悪くはなく、f4ぐらいまで絞ったらもう気にならない気がします。
f5.6程度まで絞ってジャスピンで撮ればa7Riiのピクセル等倍に耐えるほどしっかり解像します。
最新のレンズに比べるとやはり逆光には弱く、太陽などの強い光源が画面端にあるとフレアが発生しコントラストが低下します。
しかしそこまで極端に意識する必要があるほどのものでもありません。
またパープルフリンジや色収差が若干でるものの、気になるようなら現像時にLightroomで補正できます。
残念なところは最短撮影距離1mというの点。現代的なレンズに慣れていると最短1mというのはとても長い。
ミラーレスカメラで使う場合はヘリコイド付きのMマウントアダプタと組み合わせるのがよいでしょう。
50cmぐらいまでは寄れるようになります。
これはいいものだ。よく写る。軽い。
問題は状態のいい中古玉があまり流通してなさそうなこと。
Voigtlanderの現行75mmレンズはNokton Vintageline 75mm f1.5。
こちらも評価が高いようですが出たばっかりということもあり価格が10万超。
ちょっと手が出ないですね。
とても軽くてコンパクトな中望遠。いい玉があればおすすめですよ。
]]>雨・風・雨・雨...
]]>かつて人の領域だったところが自然に飲み込まれていくところが好き
]]>もともとはSLIKの「スプリント PRO 2」を使用していました。
現在のメイン機材はA7Rii +SEL24240で、おおよそ1.4kg。
スプリント ProIIは小型ミラーレス用で耐荷重が2kg。数字的には足りているのですがブレを抑えるには力不足で、長秒露出ではブレが目立ちます。
そこで買い替えを検討したところLEOFOTOの三脚が面白そうなのでこれにしました。
王道ではManfrottoやVelbonなのでしょうがちょっと変わったメーカーを選んでしまういつもの癖。
LEOFOTO LSシリーズ(レンジャーシリーズ)はセンターポールを持たず、小さく収納ができるいわゆるトラベル三脚に分類されると思われるシリーズです。
パイプには東レ製の10層巻きカーボンを使用しており、サイズ/重量の割には耐荷重が高めに設定されています。
特徴として、ほとんどの三脚に備えられている「エレベーター」を持っていません。
このため最大伸長時の全高は抑え気味の値になります。
しかし、エレベーターがないために畳んだ時のサイズを小さく抑えることができ、LS-254Cはパイプ径25mm、スプリントPROIIは同20mmという差があるにもかかわらず収納時のサイズはほぼ同じです。
LS-254Cは耐荷重8kgの中級サイズにあたります。
上位にLS-284C(耐荷重12kg)、下位にLS-224C(耐荷重6kg)があります。
LS-254C | スプリント PRO2 | LS-284C | LS-224C | |
---|---|---|---|---|
耐荷重 | 8kg | 2kg | 12kg | 6kg |
全高 | 1200mm | 1315mm (1615mm) | 1200mm | 1160mm |
重量 | 930g | 940g | 1120g | 1000g |
※LSシリーズの全高/重量はセンターポールなし / 雲台なし
LEOFOTOの製品は㈱ワイドトレード社が日本代理店になっており、ヨドバシ等で販売されているものが正規輸入品ということになります。
ヨドバシで購入する場合 LS-254C、LH30、センターポールがセットになって46,600円。
(センターポールは雲台に取り付けエレベータ代わりに使用するオプション部品。全高を200mm伸ばすことができる)
別の購入ルートとしてeBayによる並行輸入があります。今回はこちらを選択。
eBayを使用した場合 国内でのサポートを受けることはできませんが、正規輸入品よりも低価格で、また雲台の組み合わせ等も変わってきます。
LS-254CとLH-30Rのセットで大体日本円で30,000円~32,000円。送料は無料~1,500円くらい。
雲台はLH-30か、LH-30Rかの違いです。
LH-30RはLH-30にパノラマクランプRH-1Lをセットにしたもの。
LH-30は根元にパン用(回転)軸が1つあります。
LH-30Rは雲台の根元と、さらにクランプ下にパン用軸がもう一つ加わります
自由雲台で水平を取った後にパンしたい場合はLH-30Rのほうが便利です。
ちなみに正規代理店でRH-1Lを購入すると9,000円。
保障がいらない、納期を急がないならeBayでの購入がかなりお得です。
センターポールは他社品で同様の品が2~3,000円程度で購入できます。
・三脚本体 LS-254C
・自由雲台 LH-30R
・パノラマクランプ RH-1L
・アルカスイス互換プレートNP-50
・スパイク石突
・吊り下げ用カラビナ
・調整用専用工具
・トラベルケース
三脚、雲台、クランプは組み込まれた状態で届きます。
プレートは横滑り防止の突起付き。
調整用専用工具はカラビナ型になっていて便利...と見せかけてこんなもんどこかにつるしたら周り中傷だらけになるのであまり意味なし。
トラベルケースはしっかりしたつくりで、主室と副室に分かれているため工具などを副室に入れておけて便利です。
固定方式はナットロック(回転させて固定するタイプ)。
かなり少ない回転量で解除/固定ができるので操作感は良好。
ただ、ロック部分のゴムの手触りからすると長期使用でベタベタしてきそう。
最大高1200mm(+雲台高)というのは少し低めに感じます。
一般的な転落防止柵の高さが1100~1300mm程度なので雲台を含めるとこれを超えるため柵越えの撮影は可能ですが、あと100mm高くできるとよかった。
足の開脚角度は3段階式。
最大開脚+足を一番縮めた状態では全高14cm(+雲台高)という低さになる。
購入直後の状態では開脚がかなり固め。工具でネジを少し緩めるとちょうどよくなる。
クランプはアルカスイス互換。固定ノブはトルク感があって気持ちのいい回し心地。
角度調整用に3つのノブがあります。
メインとなるボールロック、パン1(クランプ下)、パン2(雲台下)。
主に触るのはボールロックのノブです。
LEOFOTOの面白い構造として、このノブを外側に引っ張ると角度を調整することができます。
この機構により、一番閉まる角度を自分の好みの角度にすることができます。
残念ながらボールのトルク調整はできないのでボールロックノブの開放具合で調整する感じになります。
上位機種ではトルク調整できる模様。
カーボンパイプがすっべすべ。手触り最高。
カーボン以外の部品はほぼ全て金属。しかも削り出し。高級感...!
α7RII + SEL24240、240mmで露出時間30秒。若干の風アリでの撮影。十分な感じがします。
・eBayで買うとかなり安価で買える。納期については今回は関空の被災の関係でちょっと伸びて2週間ぐらい。
・というか国内で買うと高い。
・性能は十分に感じる。ほかの高い三脚つかったことないけど。
・満足度は十分。
以上でした
]]>
α7RIIに乗り換え。
高解像度モンスター。PCのスペックが追い付かなくて現像が重い...