FUJIFILM X-T1 レビュー... というほどたいそうなものでもない

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X-T1

FUJIFILMの新型カメラ、X-T1を購入しました。
E-P3からP5に買い換えるか、E-M5に買い換えるか悩み続け、
久しぶりにファインダー覗きたいなあとE-M5に傾き、
発表されたX-T1のファインダーを覗いて感動し、
キットレンズの実写サンプルが全部ISO6400だったのに驚いてX-T1に決定しました。

続きに感想等。

実写サンプル

DSCF2079
ISO200 / XF 18-55mm

DSCF2061
ISO200 / XF 18-55mm

DSCF2076
ISO200 / XF 18-55mm

すべてJPEG取ってだし・フィルムモードVELVIA。非常によく写ります。
ローパスレスですが1枚目下のサンシェード、2枚目中央の網などにモアレは見られません。

DSCF2093-ISO1600
ISO1600 / XF 18-55mm

DSCF2096-ISO3200
ISO3200 / XF 18-55mm

色の表現がとても美しいです。IS0 1600、3200では気になるノイズやディティールの崩れは感じられません。

DSCF2166-ISO6400
ISO6400 / XF 18-55mm

さすがに6400までくると若干の塗り絵感がでてきますが、十分実用になると思います。

ISOオートの上限を6400に設定して何も問題はない感じです。

ファインダー

特筆すべきはファインダーです。
0.5型・倍率0.77倍の大型ファインダーは明るく見やすく、EVF特有の遅延感も少ないいいものです。
これは是非一度店頭で覗いてみていただきたい。購入の大きな動機の一つです。

また、縦持ちにした際にEVF内の表示も縦持ち用に配置されます。縦でしかほとんど写真を撮らない私には最適。

目当て部分の飛び出しが少なく、左目で合わせる自分としては縦持ち時に当てる部分が足りない。もう少し深い目当てがほしい。

操作性

ダイヤル主体の操作性で、ISOや露出補正がどうなっているかいつでもわかるのは便利。
ISOのダイヤルが常時ロックされており、ボタンを押していないと操作できないのは若干不便だが、
鞄の中でいつのまにかISO25600になってました!みたいな事態を避ける意味では仕方ないかもしれない。
SSダイヤルはAから移動する場合のみロックとなっている。
ISOもAから移動するときのみロックに改修してくれないだろうか...

操作用の十字ボタンの飛び出しが低く、ファインダーをのぞきながらの操作は若干やりにくい。
とはいえ問題になるほどのものではない。


まとめ

まだ使い込みが足りないので決定的なことは言えないが、現時点では満足度は高い。
お値段的な部分でいくととてもコストパフォーマンスが高いとは言えないのが難点。

ミラーレス一眼トップクラスのEVFであるのは確かなので、ファインダータイプのミラーレス一眼を検討するのであればおすすめできる。

センサーサイズの差はあるものの、E-M5がカテゴリとしては近い。
価格差と画質さ、サイズ・重量の差。重視する内容によってはE-M5も十分検討対象になるのではないだろうか。