Lightroom 4のβテストが開始されました。
まだβ1だけに一部機能が不安定な感じを受けます。
画面更新が遅れたり、サムネイルと大画面表示、書き出し結果で結果がことなったり。
安定を求める環境にはインストールスべきではありません。
（これはLR4に限らずβ、RC等のソフト全てに言えます)
追加された新たな機能は続きから。
・シャードー / ハイライトの回復
暗い影の部分、明るいハイライトの部分それぞれのディティールを引き出します。
LR3の「補助光効果」「白飛び軽減」「黒レベル」の3つで調整していた部分が
「シャドー」「ハイライト」「黒レベル」「白レベル」4つのスライダーでの調整になります。
・フォトブックの作成
簡単にエレガントなフォトブックを作成できます。
試してません。
・ロケーションベースの管理
GPS情報を元に写真を検索したり、写真にGPS情報を追加したり、GPS情報を画面に表示することができます。
予め写真についていたGPS情報を元に地図上にポイントを表示したり、
地図からポイントを指定して写真にGPS情報を埋め込むことができます。
ハンディーGPSのトラッキング情報埋め込みはできない模様？
地図上の指定の範囲を「マイプレイス」として保存することができます。
例えば「日光東照宮から半径5km」を「日光」として保存します。
このマイプレイスを使用することでその領域で撮影した写真を検索できます。
・ホワイトバランスブラシ
特定の領域のホワイトバランスを変更するブラシを追加。
この写真の例では手前と奥でホワイトバランスが大きく異なります。
ブラシでそれぞれの領域ごとに補正を行うことで全体を適切なホワイトバランスに近づけています。
・シャープネス・ノイズリダイレクション・モアレ除去ブラシ
特定の領域のシャープネス、ノイズリダイレクション、モアレ除去を変更するブラシを追加。
ブラシ類は「元々の調整結果に対し補正をかける」方式で指定します。
たとえばホワイトバランスであれば「この部分は3500」と指定するのではなく、「この部分は+100」という指定です。
ですからひとつの写真の中にホワイトバランスが大幅に異なる領域がある場合、補正しきれない場合があります。
・ビデオの取り扱い
ライブラリ内でビデオを取り扱うことができるようになりました。
ホワイトバランスの調整や、白黒化など簡単な補正を行うことができます。
細々と便利にはなっていますが、今すぐ乗り換えだ！というほどの違いではない、というのが実感です。
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