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写真管理ソフト比較 2010 (Lightroom3 / Picasa3)

2008年の写真管理ソフト比較記事から2年。

Adobe Lightroom3が正式に発表されたのでLightroom3とPicasa3を簡単に比較してみたいと思う。

Adobe Photoshop Lightroom 3

Adobe社の写真管理ツール最新版。有償(33,600円)。
※2011/5/24現在、優待版が半額以下で購入できる
Adobe Photoshop Lightroom 3.0 Windows/Macintosh版 【特別提供版】


写真管理・現像・補正が行える高性能ツール。

RAWファイル対応。今後も新しい機種にも対応していく模様。

管理機能

DB管理が基本だが、フォルダ内の画像を表示することも可能。
各画像に「タグ」や「カラー」を設定し、分類したり、カメラの機種名やレンズ、ISO値などEXIF情報による絞り込みが簡単に出来る。
マルチディスプレイにも対応しており、1つの画面でカタログを見つつつ、選択したファイルをもうひとつの画面で大写しにするなど、作業性は高い。

複数のコレクション(アルバムのようなもの)を作成でき、1つの画像を複数のコレクションに追加することが出来る。
例えば「観光地」コレクションと「社寺仏閣」コレクション、「京都」コレクションを作って「金閣寺」の画像をそれぞれのコレクションに追加して管理出来る。

ほとんどの操作にキーボードショートカットが割り当てられており、マウスのクリック回数を最小限に抑えることができる。

screenshot0.jpg

現像・補正機能

RAW現像とポイント補正機能を搭載している。

RAW現像機能は基本的なW/B調整、色カブリ補正、明暗等の補正のほか、そこそこ強力なノイズリダイレクション機能や
レンズプロファイルに対応したレンズ補正機能などを持っている。

ポイント補正機能ではトリミング、赤目補正、ゴミ取りの他、指定範囲の現像パラメータを補正する機能を持っている。
周辺を焼きこんだり、光をより印象的に見せたり、クリエイティブな表現が可能だ。

現像・補正の作業内容はすべて段階をおって記録され、すべての手順をやり直すことが可能。
元の画像を損なわずに心ゆくまで写真をいじくり回すことができる。

本現像処理はそこそこ時間がかかるため、複数のファイルを指定して一括現像が可能。
また、1枚ずつ追い込みをかけずに指定したファイル共通の現像パラメータを指定しての一括現像も可能。

screenshot1.jpg
操作部が右側に集中しているので操作しやすい

プリセット
2011/2/14追記

現像パラメータをまとめた「プリセット」を登録可能。
たとえば「緑かぶり・周辺露光落とし・黒つぶし、白飛ばし・ノイジー」な「トイカメ」プリセットや、「+補正・白とび軽減全開・ソフトフォーカス気味」な「女子カメラ表紙風」プリセットを作れる。
プリセットを一度登録すれば写真を選んでプリセットを選択するだけでそれっぽい雰囲気にまとめてパラメータが設定される。
もちろん写真により微調整は必要だが非常に便利な機能といえる。

screenshot2.jpg
一度登録すればワンクリック

書き出し(本現像)と書き出しプリセット
2011/2/14追記

書き出しを行う際にリサイズなどの処理を行うことができる。
リサイズを行った場合、一般的に若干ぼやけることが多いが、書き出し時のパラメータ設定でシャープネスを追加できる。
「リサイズするときだけもう少しシャープネスを強めに」するようなことが可能なのだ。

書き出し先、リサイズ率、追加のシャープネス強度などはプリセットとして保存できる。
「Blog用」、「印刷用」、「フルサイズ」などのプリセットを登録しておけば2回目以降、パラメータの再設定は必要ない。

必要スペックなど

Lightroom 3は高機能な機能を搭載するが、その分高いPCスペックも要求する。
必須システム構成は「Intel Pentium4、2GB以上のRAM」となっているがこのスペックではとても快適な作業が出来るとは言えない。

個人的な作業感覚では「Intel Core 2 Duo E6600、6GBのRAM」ですら快適とは言えなかった。(ただしLR3はベータ2)
現在は「AMD Phenom II X6 1055T、6GBのRAM」を搭載した環境となり、この環境ではそこそこ快適である。

カタログの作成についてはCPUスペックだけでなく、HDDの速度も重要な模様。
内臓の7400回転以上のHDDがオススメ。

Google Picasa 3

以前紹介したGoogle Picasa 2の後継ソフト。無償。
地道にバージョンアップが重ねられており2010年6月14日現在 3.6。

管理機能

フォルダ管理+DB管理。フォルダ内のファイルを直接表示することもできるし、アルバムを作成してその中にファイルを登録することも出来る。
このあたりはLightroomと同じようなイメージだ。

分類操作にショートカットキーは特に割り当てられておらず、基本はマウス操作。

ジオタグとGoogle Mapとの連携や、被写体の顔を判断して名前のタグを自動的につけるなど、面白い機能を搭載している。
顔判断は特に仲間内の写真などを管理する人には便利だろう。
個人的には特定の人物が写っている写真というのをぜんぜんとらないので活用できない。

現像・編集機能

RAW現像については極めて基本的な現像操作ができるにとどまる。
あえてRAWで写真をとっている人がこの現像機能を使うことはないんじゃないかな。

必要スペックなど

Google Picasaは比較的低スペックなPCでも快適に動作する。
カタログの作成にこそ若干時間はかかるが、次回以降の表示・検索は高速だ。

ただし、RAW現像や特殊効果の設定にはある程度のスペックが必要な模様。

雑感

Lightroom 3は有償だけあって他のツールに比べ頭ひとつ抜けている感じがする。
写真に関わらるほとんどの作業がこのツールだけで可能だ。
これに+してPhotoshop CS5があればもう困ることなど何もない。お財布の中身以外は...

ただし、「写真を管理するツール」が欲しいというニーズに対しては明らかにオーバースペックだ。

写真の検索、表示を行いたいというだけのニーズであればオススメはPicasa3。
比較的ロースペックなPCでも軽快に動き、かつRAW現像にも対応している。その上フリー。

まずPicasa3で写真管理をはじめ、何か不満が出てきたらLightroom3を検討することをオススメする。

両者に言えることだが、写真管理ではこまめなタグ付けが重要。
1回の取り込み毎に必ずタグを付けるようにしよう。
一度の取り込みでは多くても300枚程度。普通ならきっと100枚以下。タグ付けも10分かからないだろう。
でもそれが1万枚を超えたら... 

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